なら国際映画祭

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協賛企業募集中!


なら国際映画祭2020は、9月18日〜22日まで開催します!

コロナの影響で、エンタメ業界、映画業界は大きな打撃を受けている中ですが、新しい生活様式にのっとって、「なら国際映画祭2020」を開催します。
このなら国際映画祭2020の活動にご理解いただき、ご協賛いただける企業様を募集しております。

ご挨拶

なら国際映画祭 理事長・中野聖子

いつも「なら国際映画祭」に格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
おかげさまで法人を立ち上げて以来12年。第一回目のなら国際映画祭を開催してから10年の月日が経ちました。
この間、映画を通じて海を越え、世代を越えた数多くの出会いがございました。新しい作品の創造の場にも立ち会うことができました。
それは感動と奇跡が積み重ねられた道程でございました。困難はあれど、毎回開催できたことの喜びは深く、志高く歩みを進められたことはご支援くださる皆様のおかげと深く感謝しております。

そして今、第6回「なら国際映画祭」を開催するにあたり、世界は未曾有の状況に立たされました。
新しい日常という言葉を前にして、私共は立ち止まって考えを深める時間を長く持つことになりました。

神仏と自然と人とが共生する奈良のまちであればこそ、今、奈良から世界へ手を伸ばしていく映画祭が必要なのではないか。そんな風に考えるにいたりました。これまでの経験の上に、新しい「なら国際映画祭」をお届けしたい、今はその気持ちでいっぱいです。

どうか皆様のご理解とご協力賜りたく存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

エグゼクティブディレクター・河瀬直美

奈良は、神様のお庭に、鹿も人間もみんなで仲良く暮らしている世界遺産の町です。私たちはこの町で映画を通して小さな4つのお庭を育んでいます。1つ目は、ハレの日の「本祭」、2つ目はケの日の「ならシネマテーク」、3つ目はハレとケをつなぐ「ナラティブプロジェクト」、4つ目はキタル日の「ユースシネマプロジェクト」。お庭にはそれぞれの想いがあり、そして世界への扉があります。

2020年は世界中の人々が小さなウィルスの脅威を実感することとなりました。けれど、そんな時だからこそ、私たちは、この庭に今年も小さな種を撒くことにします。それは、これらの庭から世界への扉を開き、今こそ、本当の意味での国境を超えたつながりを実感したいからです。そして「日本」を改めて誇りに思いたいからです。私たちは、この地球という同じ船に乗った人々です。78億の人々の心に芸術の光が宿り、世界を照らすことができますように。皆様とともに、この庭を育むことができれば幸いです。

なら国際映画祭とは About niff

奈良の平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎え始まった「なら国際映画祭」は、立ち上げから10年目を迎える節目の今年、第6回目を、2020年9月18日から22日までの5日間で開催する予定で準備を進めています。

<観客動員と経済効果>



宿泊客・日帰り客の割合および1人あたりの消費額は、「奈良県観光客動態調査報告書(平成26年度)」(奈良県観光局観光産業課)による数値を参照。来場者約3万人のうち、映画祭をメインとする方を2/3として算出した観光消費額は1億円超となる。

メインプログラム Main program

1. ナラティブ プレミア上映

「NARAtive(ナラティブ)」は、今後の活躍が期待される若手の映画監督を招き、奈良を舞台に映画を制作するプロジェクト。監督はインターナショナルコンペティション部門受賞者から選ばれ、制作した作品は2年後の映画祭でプレミア上映されます。

2.インターナショナルコンペティション

世界中の若手作家から映画作品を募集し、厳正な選考をくぐり抜けた名作たちがお披露目されるメインコンペティションプログラム。優秀作品には、最高賞「ゴールデンSHIKA賞」や「観客賞」などが送られます。

3.ナラウェイブ

(学生映画部門コンペティション)
学生が手掛けた映画・映像作品を対象にしたコンペティション。 参加作品が「カンヌ映画祭」の学生部門にも参加するなど、「NARAwave」にノミネートされる作品は、 海外の映画祭からも評価されています。

4.ユース審査員部門

パートナーシップを結ぶ「ベルリン国際映画祭」が推薦する長編映画作品、 「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」が推薦する短編映画作品を、 10代の子どもたちが審査員となって審査します。

5.ユース映画制作ワークショップ上映会

映画監督を講師に招き、中学生が主体となって構想から撮影・編集など、すべての過程を体験して映画製作を行うワークショップを実施して完成した作品を「なら国際映画祭」で上映しています。

6.カンヌ映画祭招待作品上映

「カンヌ国際映画祭」とのパートナーシップを締結し、毎年、その年の短編部門と「シネフォンダシオン(学生部門)」の受賞作品のみを集めた、ラインナップを上映しています。世界で注目を集める新進気鋭の若手作品が一挙に観れる貴重な機会です。

7.シネマインターン

「シネマインターン」は、作った映画作品を多くの人に届けるための配給・宣伝が学べる、ユース世代向けプログラムです。東京の映画配給会社と連携し、子どもたちはプロフェッショナルの仕事や技術を学びながら、実際に新世代監督の映画の配給・宣伝にチャレンジします。


スピンオフ企画 Spin-off project

1.ならシネマテーク

「ならシネマテーク」は、映画館のない県庁所在地(奈良市)で、映画を見る楽しみ・文化が続き根付いてほしいという願いから始まった移動映画上映会。2013年4月から原則毎月第2金土日に仮設映画館を設営し、奈良市内で上映会を行っています。

2.星空上映会

若草山や東大寺を望む「奈良公園」、1300年の時を刻む「平城宮跡」の敷地の中に、巨大スクリーンを設置。美しい星空の下で映画を楽しむ「星空上映会」を実施しています。

3.神社仏閣奉納上映

これまで、春日大社、東大寺、元興寺、法華寺、そして吉野の金峯山寺など名だたる古社・名刹にて、映画祭の会期中に、映画の奉納上映・特別上映などを実施していただいてきました。

4.ならアートナイト

夜の闇を光と音で彩るアーティストチーム「ATWAS(アトワズ)」によるインスタレーションとパフォーマンスのプログラム。映像・音響など様々な表現が静かな闇夜に、幻想的な世界を創り出します。

5.自転車発電上映会

スクリーンに映画を映すための電気を、自転車を漕いで発電する参加型プロジェクト。「電気はつくれる」ということを、映画を通じて体験していただける機会を提供しています。

6.世界との関わり

「なら国際映画祭」では、世界各国の団体とのパートナーシップを結び、日本の子どもたちと海外の子どもたちが協力して映画をつくる「Grand Voyage」など、さまざまな企画を行ってきました。

7.尾花座上映会

芝居小屋、そして映画館として、人々に長く親しまれてきた、かつての「尾花座」で映画を上映するプロジェクト


これまでのあゆみ History of Niff



「なら国際映画祭」が育む4つの庭 Four Nursery

奈良は、神様のお庭に、鹿も人間もみんなで仲良く暮らしている世界遺産の町です。私たちはこの町で映画を通して「ハレの日」「ケの日」「ハレとケをつなぐ日」「キタル日」という小さな4つのお庭を育んでいます。

 

Festival(映画祭)

2年に1度、世界の若手監督によって創られた映画たちが集います。神様と鹿と人間が暮らす世界遺産の町・奈良にレッドカーペットが出現する「ハレの日」の庭です。

NARAtive project

美しい奈良の風景や人々の暮らしを、物語を通して世界に発信。映画祭で選ばれた若手監督の才能が、奈良のいずれかの市町村で映画をつくります。「ハレとケをつなぐ日」の庭。それがNARAtive project。

ならCinematheque

映画館のない町にCINEMAの灯をともします。毎月1作品を週末シネマとして、年に7回上映。あの名作をスクリーンで見る日常が蘇る「ケの日」のお庭です。

Youth CINEMA project

創ること。見ること。魅せること。映画を支える3つのフィールドで活躍する未来の映画人を育てます。13-18歳のユース世代が、エネルギッシュな場を体験する「キタル日」のためのお庭です。


協賛プログラムについて Sponsorship program


※1 協賛金額に応じ、掲載ロゴサイズが異なります
※2 映画祭期間中映画見放題(一部を除いたプログラム)・ならシネマテーク見放題