なら国際映画祭

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尾花座復活上映会2022のお知らせ


尾花座復活上映会2022

かつて奈良の皆様に愛された映画館「尾花座」が『なら国際映画祭2022』開催に先駆け、尾花座復活上映会と題しまして、

7月22日(金)・23日(土)・24日(日)までの3日間限定で華々しく復活致します。

上映会はホテル尾花・桜の間にて、今回の復活上映の為に厳選された邦画3作品の上映が行われます。

チケットの販売については、事前予約制で、2つの購入方法がございます。

  • ホテル尾花フロントにて(予約チケット配布中)
  • 電子チケット「パスマーケット」にて→チケット販売サイトへ

にてお買い求めいただけます。

販売価格は1上映1,000円となります。

お席が限られているため、事前予約をおすすめいたします!

尾花座のプログラム

7月22日
金曜日
10:30〜

茜色に焼かれる

14:00〜

ぼけますから〜

17:30〜

わたしは光をにぎっている

7月23日

土曜日

10:30〜

わたしは光をにぎっている

14:00〜

茜色に焼かれる

17:30〜

ぼけますから〜
上映後信友監督オンライン出演

7月24日

日曜日

10:30〜

ぼけますから〜
上映後信友監督オンライン出演

14:00〜

わたしは光をにぎっている

17:30〜

茜色に焼かれる

上映作品の紹介

「ぼけますから、よろしくお願いします。」

 

 

 

 

©「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会
広島県呉市。泣きながら撮った1200日の記録
広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。結婚もせず仕事に没頭するひとり娘を、両親は遠くから静かに見守っている。そんな「私」に45歳の時、乳がんが見つかる。めそめそしてばかりの娘を、ユーモアたっぷりの愛情で支える母。母の助けで人生最大の危機を乗り越えた「私」は、父と母の記録を撮り始める。だが、ファインダーを通し、「私」は少しずつ母の変化に気づき始めた・・・。病気に直面し苦悩する母。95歳で初めてリンゴの皮をむく父。仕事を捨て実家に帰る決心がつかず揺れる「私」に父は言う。「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい」。そして「私」は、両親の記録を撮ることが自分の使命だと思い始め――

監督・撮影・語り:信友直子
プロデューサー:大島新・濱潤  共同プロデューサー:前田亜紀・堀 治樹・山口浩史
編集:目見田健 実景撮影:南 幸男 音響効果:金田智子 ライン編集:池田 聡 整音:富永憲一
配給宣伝協力:ポレポレ東中野・ウッキー・プロダクション
製作・配給:ネツゲン・フジテレビ・関西テレビ
2018年日本102分 


『わたしは光をにぎっている』

 

 

 

 

©2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema

しゃんとする。どう終わるかって、たぶん大事だから。

亡き両親に代わって育ててくれた祖母・久仁子の入院を機に東京へ出てくることになった澪。都会の空気に馴染めないでいたが、「目の前のできることから、ひとつずつ」という久仁子の言葉をきっかけに、居候先の銭湯を手伝うようになる。昔ながらの商店街の人たちとの交流も生まれ都会の暮らしの中に喜びを見出し始めたある日、その場所が区画整理によりもうすぐなくなることを聞かされる。その事実に戸惑いながらも澪は「しゃんと終わらせる」決意をするー。

監督:中川龍太郎
出演:松本穂香/渡辺大知/徳永えり/吉村界人/光石研
配給:ファントム・フィルム
2019年/日本/96分

 


茜色に焼かれる』

 

 

 

 

 

 

©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ

悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で 母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。」

1組の母と息子がいる。7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした母子。母の名前は田中良子。彼女は昔演劇に傾倒しており、お芝居が上手だ。中学生の息子・純平をひとりで育て、夫への賠償金は受け取らず、施設に入院している義父の面倒もみている。経営していたカフェはコロナ禍で破綻。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっている。数年振りに会った同級生にはふられた。社会的弱者―それがなんだというのだ。そう、この全てが良子の人生を熱くしていくのだからー。はたして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?

監督・脚本:石井裕也
出演:尾野真千子和田庵片山友希オダギリジョー永瀬正敏
配給:フィルムランド、朝日新聞社、スターサンズ
2021年/日本/145分R15+

 

尾花座とは

尾花座は、奈良町にあった芝居小屋のひとつで、明治・大正と歌舞伎・浄瑠璃・浪曲・落語などの諸芸能を上演。

 1920年には映画館として開業し、奈良の人びとに愛されました。テレビの普及など時代の流れとともに施設維持が難しくなり、1981年、同地に建物を新築しホテルサンルート奈良を開業。

令和2年6月1日よりホテルのリニューアルに伴い、名称を「ホテル尾花」と改めました。

かつてこの地にあった「尾花劇場(尾花座)」の“尾花”の名称が約40年ぶりに、復活することとなります。

ホテル尾花

〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1110

TEL:0742-22-5151
https://obana.nara.jp/