なら国際映画祭

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NARAtive2024 監督・撮影地決定


なら国際映画祭 映画制作プロジェクトNARAtive2024
次期監督に堀内友貴さん決定!
メインロケ地は三郷町で撮影を秋以降予定

なら国際映画祭がプロデュースする奈良県内を舞台にした映画製作プロジェクトNARAtive(ナラティブ)。第9弾目の『NARAtive2024』がいよいよ始動致しました。
『なら国際映画祭2022』の学生部門NARA-waveにて「明ける夜に」でゴールデン KOJIKA 賞 (最優秀賞)を受賞した堀内友貴監督がメガホンを取ります。今回、本プロジェクトのメインロケ地の舞台となるのは、奈良県北西部に位置する三郷町。堀内監督は、すでに三郷町他、奈良の地域でシナリオハンティングを行い、準備をはじめています。作品の撮影は、今年の秋から冬にかけて始まる予定です。当映画祭のエグゼクティブディレクターである河瀬直美がエグゼクティブプロデューサーを務めます。

完成作品は、2024年9月に開催される『なら国際映画祭2024』でプレミア上映されます。

 

<NARAtive2024 監督からメッセージ>
堀内 友貴 
(ほりうち・ゆうき)

この度NARAtiveという魅力的なプロジェクトの監督をさせていただけることになり、とても嬉しいです。僕は茨城県出身で奈良県にあまり縁があった訳ではないのですが、だからこそ奈良に住む人々に出会い、土地や歴史を知り、人々の生活を想像して物語を作ることを楽しみにしています。
シナリオハンティングの際、三郷町を訪れ、町の人々とお話しした時、多くの人から「やっぱり地元が好き」ということが伝わってきました。「何もないけどね」と言う言葉の後ろに見える地元への愛が僕にも伝わり、僕も町が好きになりました。そんな伝染する温かみのようなものを映画で表現できればと思っています。 僕はこれまで、作り物である映画の中で、人の生活や人生の一瞬を肯定的に面白く切り取りたいと思って映画を作ってきました。奈良県の、その土地に住む人々の生活を感じ、その土地で映画を撮るのがこのプロジェクトの魅力であり、僕にとって最大の挑戦であると感じています。
奈良県、そして三郷町に吹く風を沢山吸い込みながら、面白い映画を作りたいです!

 

<シナリオハンティングの様子>