かつて奈良の皆様に愛された映画館「尾花座」が『なら国際映画祭』開催に先駆け、尾花座復活上映会と題しまして、
7月21日(金)・22日(土)・23日(日)までの3日間限定で華々しく復活致します。
上映会はホテル尾花・桜の間にて、今回の復活上映の為に厳選された邦画3作品の上映が行われます。
チケットの販売については、事前予約制で、2つの購入方法がございます。
- ホテル尾花フロントにて(予約チケット受付中)
- 電子チケット「パスマーケット」にて→チケット販売サイトへ
にてお買い求めいただけます。
販売価格は1上映1,000円となります。
サポーターズクラブ会員様は無料
サポーターズクラブ会員にになっていただくと尾花座も無料でご覧いただけます。
尾花座とは
尾花座は、奈良町にあった芝居小屋のひとつで、明治・大正と歌舞伎・浄瑠璃・浪曲・落語などの諸芸能を上演。
1920年には映画館として開業し、奈良の人びとに愛されました。
テレビの普及など時代の流れとともに施設維持が難しくなり、1981年、同地に建物を新築しホテルサンルート奈良を開業。
令和2年6月1日よりホテルのリニューアルに伴い、名称を「ホテル尾花」と改めました。
かつてこの地にあった「尾花劇場(尾花座)」の“尾花”の名称で、復活いたします。
尾花座のプログラム
7月21日 金曜日 |
11:00〜 | 14:00〜 | 17:00〜 |
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7月22日
土曜日 |
11:00〜 | 14:00〜 | 17:00〜 |
7月23日
日曜日 |
11:00〜 | 14:00〜 | 17:00〜 |
上映作品の紹介
『土を喰らう十二ヵ月』
※中江裕司監督のトークショー決定!(作品の全上映後トークショー決定!)
©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
喰らうは生きる。食べるは愛する。いっしょのご飯がいちばんうまい。
【ストーリー】
作家のットム(沢田研二)は人里離れた長野の山荘で一人、暮らしている。山の実やきのこを採り、畑で育てた野菜を自ら料理し、季節の移ろいを感じながら、原稿をしたためている。時折、担当編集者で恋人の真知子(松たか子)が、東京から訪ねてくる。食いしん坊の真知子とふたり、旬のものを料理して一緒に食べるのは楽しく、格別な時間。歳の離れた恋人がいて、悠々自適な暮らしをするツトムだが、13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいる・・。
2022年製作/111分/日本
監督・脚本:中江裕司
原案:水上勉「土を喰う日々ーわが精進+ニヵ月一」新潮文庫刊)『土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月』(文化出版局刊)
出演:沢田研二 松たか子 火野正平 奈良岡朋子
配給:日活
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『乳房よ永遠なれ』
◎1955 日活株式会社
乳がんに侵されながらも幼い子らを愛し、恋に燃えた姿を繊細な演出で描いた田中絹代監督の最高傑作。
【ストーリー】
二児の母として暮らすふみ子の結婚生活は破綻し疲れ果てていた。知人宅で短歌の集いが催され、誘われるままに数篇の歌を出したふみ子は称賛を浴びる。茂
との離婚が成立したが二人の子の両方を引き取ることが叶わなかったふみ子は断腸の思いで昇を茂のもとに去らせる。ふみ子は元夫の家から昇を連れ出し、つかの間の我が子二人との暮らしを送ろうとするが、彼女の胸は癌に侵されていて、乳房の切除を余儀なくされてしまう。皮肉なことに、生前の堀が雑誌に応募していたふみ子の作品が入選し、歌壇では死を待つ女性歌人としてふみ子は一曜時の人になっていた・・・・。
1955年製作/110分/日本
監督;田中絹代
出演:月丘夢路 森雅之 葉山良ニ 杉葉子
配給:日活
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『そばかす』
※企画・原作・脚本家のアサダアツシさんのトークショー決定!
◎2022「そばかす」製作委員会
「恋愛をしたことがない、そういう感情もない。だけど楽しく生きていけるー」それが私だと思っていた。
【ストーリー】
30歳の蘇畑佳純は物心ついた頃から恋愛がよくわからず、いつまで経っても恋愛感情が湧かない自分に不安を覚えながらもマイペースに生きてきた。大学では音楽を志すも挫折し、現在は地元のコールセンターで苦情対応に追われる日々を送っている。妹が結婚・妊娠したこともあって母からは頻繁にプレッシャーをかけられており、ついには無断でお見合いまでセッティングされてしまう。そこで彼女が出会ったのは、結婚よりも友だち付き合いを望む男性だった。
2022年製作/104分/日本
監督:玉田真也 企画・原作・脚本:アサダアツシ
出演:三浦透子 前田敦子 伊藤万理華
配給:ラビットハウス
ホテル尾花
〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1110