なら国際映画祭

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御礼 NARAtive in TOKYO NODE 2日間を終え閉幕


NPO法人なら国際映画祭は2023年10月28日(土)29日(日)の2日間
「なら国際映画祭 NARAtive in TOKYO NODE」として、
東京・虎ノ門の「TOKYO NODE」にて「NARAtive」プロジェクトで制作した
7作品とメイキング映像1作品の上映会を実施いたしました。

「NARAtive」の監督には、
なら国際映画祭のコンペティション部門において受賞した監督が選出されます。
国内外の新鋭の監督が奈良の地を訪れて独自の視点で制作した、
会場でしか観ることのできない珠玉の作品をご鑑賞いただきました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
また上映会を支えてくださった皆様にお礼申し上げます。
引き続き「なら国際映画祭」を応援くださいますようよろしくお願い申し上げます。

上映会の幕開けには、エグゼクティブディレクターである河瀨直美と、なら国際映画祭 アンバサダーであり、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)代表である別所哲也氏のトークイベントを実施。アジア発の新しい映像文化の発信と新進若手映像作家の育成を目的に活動をしているSSFF & ASIAの代表 別所哲也は、若手クリエイターや未来の映像文化を支える担い手がどんどんそだってほしいとコメントしました。

『霧の淵』監督:村瀬大智(日本)  撮影地:奈良県川上村 /2022年 (来春公開予定)
来春公開予定のNARAtive作品「霧の淵」のメイキング(30分)を上映いたしました。「霧の淵」は2023年9月にサン・セバスティアン国際映画祭、10月に釜山国際映画祭に正式出品されました。日本では2024年春の公開を予定しています。メイキング上映後のアフタートークには、「霧の淵」出演の三浦誠己氏が登壇。演者としての村の方との関わりやエピソードを語りました。その後は全員で「”観る” だけでなく ”創る” 映画祭」「奈良(地方)から世界へ発信する映画祭」であるなら国際映画祭についてのトークの後、今年度より新理事長に就任した近藤誠一よりご挨拶を申し上げました。

登壇ゲスト:近藤誠一(理事長)・別所哲也(アンバサダー)・三浦誠己(霧の淵 出演)河瀨直美エグゼクティブディレクター)

 

▼米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2001年にSSFFで観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督に、SSFF&ASIAから名誉賞が送られました。
また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞、最大4作品が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。
SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。
【SSFF & ASIA 2024作品公募受付中】https://www.shortshorts.org/creators/jp

 

▼NARAtive作品郡!
「地域住民」×「映画スタッフ」×「地方行政」が一体となって取り組み、制作した、
現在ここでしか観ることのできない7作品を上映いたしました。

『びおん』 監督:山崎都世子(日本)  撮影地:奈良県奈良市田原地区/2010年
『光男の栗』監督:チャオイエ(中国)  撮影地:奈良県橿原市/2010年
『祈-inori-』監督:ペドロ・ゴンザレス・ルビオ(メキシコ)撮影地:奈良県十津川村/2012年
『ひと夏のファンタジア』監督:チャン・ゴンジェ(韓国)撮影地:奈良県五條市/2014年
『東の狼』 監督:カルロス・M・キンテラ (キューバ)撮影地:奈良県東吉野村/2016年
『二階堂家物語 』監督:アイダ・パナハンデ(イラン)撮影地:奈良県天理市/2018年
『再会の奈良 』 監督:ポンフェイ(中国)撮影地:奈良県御所市/2020年

「二階堂家物語」上映後のアフタートーク
「二階堂家物語」上映後には、主演を務め、なら国際映画祭、特別顧問でもある加藤雅也氏とエグゼクティブディレクター河瀨直美のトークイベントを実施。イラン出身のアイダ・パナハンデ監督との撮影時のエピソードや「日本語の書き言葉と話し言葉の違い」「海外の監督からみた日本」「表現の制約との闘い」についてなど、ご来場いただいた方々も熱心に耳を傾けるトークが展開されました。
登壇ゲスト:加藤雅也(特別顧問)河瀨直美(エグゼクティブディレクター)

▼8つの市町村が協働「NARAtive撮影地ネットワーク協議会」からプレゼント
映画の舞台である「NARAtive撮影地ネットワーク協議会」より、なら国際映画祭のInstagramアカウントフォロー&投稿で柿やそうめんなど各市町村の名産品をプレゼントいたしました。▼応援メッセージも
なら国際映画祭を応援してくださる著名人の方から心温まるビデオメッセージを頂戴いたしました。会場限定で上映し、観客の皆様も思わぬサプライズに驚きの声があがりました。

「なら国際映画祭」について
来年は2024年9月14日から9月22日を予定しています!

奈良の平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎え始まった「なら国際映画祭」。2年に1回開催される映画祭の企画運営の他、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画制作「NARAtive」プロジェクトや、次世代を担う未来の映画人の発掘と育成を目的に毎年開催している「なら国際映画祭 for Youth」、海外学生とのワークショップ、奈良市内を移動する映画館「ならシネマテーク」など、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施しています。

公式ホームページ:https://nara-iff.jp

配信サイトhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000127743.html

https://www.oricon.co.jp/news/2301137/