なら国際映画祭

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プレイベント7月23日〜25日まで尾花座復活上映会開催


かつて奈良の皆様に愛された映画館「尾花座」が『なら国際映画祭』開催に先駆け、尾花座復活上映会と題しまして、

7月23日(金・祝日)・24日(土)・25日(日)までの3日間限定で華々しく復活致します。

上映会はホテル尾花・桜の間にて、今回の復活上映の為に厳選された邦画3作品の上映が行われます。

チケットの販売については、事前予約制で、2つの購入方法がございます。

  • ホテル尾花フロントにて(予約チケット配布中)
  • 電子チケット「パスマーケット」にて→チケット販売サイトへ

にてお買い求めいただけます。

販売価格は1上映1,000円となります。

レッドカーペットクラブ会員は無料

レッドカーペットクラブ会員にになっていただくと尾花座も無料でご覧いただけます。

レッドカーペットクラブ会員詳細

■すでにレッドカーペットクラブ会員になっておられる方で尾花座にお申し込み希望の方は別途ご案内させていただいております専用コードの入力をお願いいたします。

 

尾花座とは

尾花座は、奈良町にあった芝居小屋のひとつで、明治・大正と歌舞伎・浄瑠璃・浪曲・落語などの諸芸能を上演。

1920年には映画館として開業し、奈良の人びとに愛されました。

テレビの普及など時代の流れとともに施設維持が難しくなり、1981年、同地に建物を新築しホテルサンルート奈良を開業。

令和2年6月1日よりホテルのリニューアルに伴い、名称を「ホテル尾花」と改めました。

かつてこの地にあった「尾花劇場(尾花座)」の“尾花”の名称が約40年ぶりに、復活することとなります。

ホテル尾花

〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1110

TEL:0742-22-5151
https://obana.nara.jp/

尾花座のプログラム

 

7月23日
金曜日・祝
11:00〜

海辺の彼女たち

14:00〜

海辺の彼女たち

17:00〜

ジョゼと虎と魚たち

7月24日

土曜日

11:00〜

ジョゼと虎と魚たち

14:00〜

ジョゼと虎と魚たち

17:00〜

湯を沸かすほどの熱い愛

7月25日

日曜日

11:00〜

湯を沸かすほどの熱い愛

14:00〜

湯を沸かすほどの熱い愛

17:00〜

海辺の彼女たち

 

上映作品の紹介

『海辺の彼女たち』


©2020 E.x.N K.K. / ever rolling films

 

日本の片隅で不法に働くベトナム人女性たちー

きらめく未来を夢見て、過酷な現実と闘う姿に心揺さぶられる物語

【ストーリー】

技能実習生として来日した若きベトナム人女性のアンとニューとフォンはある夜、搾取されていた職場から力を合わして脱走を図る。新たな職を斡旋するブローカーを頼りに、辿り着いた場所は雪深い港町。やがては不法滞在となる身に不安が募るも、故郷にいる家族のためにも懸命に働き始める。しかし、安定した稼ぎ口を手に入れた矢先にフォンが体調を壊し倒れてしまう。アンとニューは満足に仕事ができないフォンを心配して、身分証が無いままに病院に連れて行くが——。

 

2020年/日本・ベトナム合作/88分

監督:藤元明緒

出演:ホアン・フォン,フィン・トゥエ・アン,クィン・ニュー

配給:株式会社E.x.N

 

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『ジョゼと虎と魚たち』


©2003「ジョゼと虎と魚たち」フィルムパートナーズ

 

人気女流作家・田辺聖子の小説を映画化。ごく平凡な大学生の青年と足の不自由な女の子の心の触れ合いを、痛いほどリアルな感情描写でつづるラブストーリー。

 

【ストーリー】

忘れたい、いとおしい、忘れられない。マージャン屋でバイトをするごく普通の大学生の恒夫。最近麻雀屋で近所の婆さんの話題が噂になっていた。「あの婆さんは運び屋で乳母車の中は大金?麻薬?」そんなある日、恒夫は坂道を走ってくる乳母車と遭遇。中をのぞいてみるとそこには包丁を振り回す少女が。それが恒夫とジョゼの出会いだった。恒夫はそんな不思議なジョゼに惹かれてゆく……。

 

2003年/日本/116分

監督:犬童一心

出演:妻夫木聡,池脇千鶴,上野樹里,新屋英子,他

配給:アスミック・エース

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『湯を沸かすほどの熱い愛』


©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

 

死にゆく母の熱い想いと、想像もつかない驚きのラストに、涙と生きる力がほとばしる家族の愛の物語。

【ストーリー】

銭湯「幸 さちの湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔 し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。

その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。そして家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意する。

2016年/日本/125分

監督:中野量太

出演:宮沢りえ,杉咲花,オダギリジョー,松坂桃李,他

配給:クロックワークス

 

なら国際映画祭とは

奈良の平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎え始まった「なら国際映画祭」。2年に1回開催される映画祭の企画運営の他、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画制作や、こども・海外学生とのワークショップ、奈良市内を移動する映画館「ならシネマテーク」など、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施しています。

今年9月18 ~ 20日になら国際映画祭 プレイベント2021 を開催いたします。