なら国際映画祭

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【満員御礼】尾花座復活上映会閉幕!4日目レポート


2020年7月23日から26日まで4日間開催された「尾花座復活上映会」。

今年は、コロナ対策をしながらの上映会となりました。

入場者数を制限し、チケットを事前予約制にし、当日も待合など人がかたまらないように配慮したり、案内方法も密を避けるために工夫しました。ご来場いただいた皆様には大変ご不便をおかけした面もあったかと思います。

マメな消毒や、フェイスマスクおよび、マスクでの対応、検温の徹底など、ボランティアさんにもご負担をおかけしました。

最終日は、すべての回が満席となりました。尾花座復活上映会、おかげさまで4日間で315名(稼働率87.5%)のご来場賜りました。本当にありがとうございました。

4日目のプログラム

10:00〜「37 セカンズ」・14:00〜「人生フルーツ」・17:00〜「カツベン!

「人生フルーツ」伏原健之監督「カツベン!」中野重宏さん・永瀬正敏さん登壇

「人生フルーツ」上映後は、伏原監督がオンラインで登壇。

伏原監督からは、最初は撮影を断られた話や撮影時にスタッフの分も食事を用意してくださっていた主人公の津端修一さん、英子夫人の人柄をお話いただきました。

「カツベン!」上映後は、俳優の永瀬正敏さんが登壇。

山岡秋聲役の俳優の永瀬正敏さんは、無声映画からトーキーに変わる「時代が変わる」という状態が、映画を配信で見る現在と似ている中での映画の役割について話されました。映画の未来について「映画・芸術の光は消えない。映画を愛している。きっと朝がくる」と話ました。

そして、この日は、永瀬正敏さんが9月の映画祭にきてくださるとお約束いただきました!

6年前に京都造形大学(現 京都芸術大学)の学生と一緒に作った「二人ノ世界」の予告編を紹介。9月のなら国際映画祭でも上映が決定しました!

河瀨エグゼクティブディレクターからは、「私たちの映画祭は人に支えられている」と関わってくださった人に感謝の思いを伝えました。

満員御礼

4日間の「尾花座復活上映会」無事に終了することができました。ソーシャルディスタンスを保つためにお断りしなければいけない方もいました。

ボランティアの方も感染症対策でご尽力いただき、315名の方にご来場いただきました。

これからも映画・芸術の力で世の中を元気にしていきたいと思っています。9月18日からはじまる「なら国際映画祭2020」でお愛しましょう!