Grand Voyage with Africa
グランボヤージュ ウィズ アフリカ
『人々の想いを超えて』 BEYOND THE HUMAN DREAM

日本にいる間、母国から届くニュースは悪いものばかり。テロリストが家族を悲しませ、村全体に大きな被害を与え、人々をコミュニティから追い払う。そこで母国で現在起こっていることについて語ることにし、帝国主義者による核専制体制の世界初の犠牲となった日本の様子を織り交ぜることにした。日本は第二次世界大戦から復興することができた。私の国も立ち上がり、自らの運命を切り開かなければならない。

ワールドプレミア
  • 監督:デルフィーヌ・イエールバンガ
  • ブルキナファソ・日本
  • 2022
  • 12分
  • カラー
  • -
  • フランス語・日本語
  • -

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予告編
監督
本作品は、河瀨直美監督と技術、芸術、管理に携わるスタッフの指導により実施されたレジデンシーの成果である。美しい映画を日本のような美しい国で作る機会を与えてくださったユネスコをはじめとする関係者の皆様に感謝する。日本の方々は魅力的でとても謙虚、熱心で勤勉である。この作品ができたことにお礼を申し上げたい。
デルフィーヌ・イエールバンガ

ブルキナファソの映画監督。FESPACO 2021にて、ある移民を追った作品でブルキナファソ大統領グランプリを受賞。Institute of Training in Information Technology and Communication(IFTIC)(ニジェール)でオーディオビジュアルの修士号、ガストン・ベルジェ大学(セネガル、サン・ルイ)でクリエイティブドキュメンタリー映画制作の修士号を取得。2013年、 フランス国立映画学校(FEMIS)(パリ)にてインターン。現在はブルキナファソ国営テレビ局(RTB)でディレクター兼プロデューサーを務める。FESPACOジュニア部門組織委員会の委員を長年務めた後、 FESPACO 2019国内組織委員会委員、ジュニア部門委員会委員長を務めた。現在はブルキナファソでAfricadoc Burkina協会会長、プロジェクト・インパラの代表を務める。

なら国際映画祭サポーターによるおすすめのポイント

今もクーデーターが頻繁に起こるブルキナファソ。平和な日本に暮らしていることを改めて認識する。しかしラストのシーンを見ると、祖国に生きる人々の暖かさを感じずにはいられない。

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