撮影は11月とのこと。
もう本業のトウタリングの予定が決まっていたし、
いくら『つながりゆくもの』の経験があるっつっても、
『つながりゆくもの』を見た上で声掛けてくれたんだとしても…
ねぇ…
自信ないし…
心情はまぁ別として、
単純にスケジュール的な問題があるから最初はお断りしました。
その後、一度、監督と会って話す機会があり、
なんだかよく分からないまま、酒呑んでいろいろお話をし…
『出番のある日だけ来てもらうとかでもいい』
的なコトを言っていただきまして、
そんなに俺のコトを買ってくれてるのか…
とか、とても光栄で嬉しいことなんだけど…
(なんで…?とも思ったけどね。)
十数年を現場で生き、
現場を、プロフェッショナルな方々を見て来た人間として、
『そんな中途半端な参加のし方はイカン!
イヤだ!
参加するなら徹底的に参加したい!!
だから正式にお断りしよう…!』
と思ってたんだけど、
後日、監督から言われた、
「一緒に作りたい。」
コレが嬉しかった。
「お願いします」とかじゃなくてね。
映画を、誠人という人物を「一緒に作りたい」
コレで決めちゃった。
とても嬉しかった。
どうにかこうにかスケジュールを調整し、
撮影の一週間と、その前に準備のための一週間(くらい)を、
みっちりと田原で過ごせることになった。