栄えある、第一回なら国際映画祭、
目玉企画のひとつである『NARAtive』プロジェクトで製作される
二本の映画作品『びおん』そして『光男の栗』、
その両方に、
それぞれ違う形で参加することが出来た幸せ者、
こみずとうた です。
小水とうた です。
本職は、映画の撮影現場のご飯屋さん、
『ケイタリング』ってのをやってまして、
『とうた+ケイタリング』で『トウタリング』ってコトでやっているんですが、
そもそも、トウタリングとして十年前に参加した、
河瀬直美監督作品『火垂』の現場から始まってます。
そこで直美さんが俺の作った現場メシを気に入ってくれて…
それからは、何故か呑み友達みたいな感じで数年間。
スケジュール的なコトとかで、残念ながら河瀬組の作品には全然参加できなかったけど、
呑み友達みたいな感じで数年間 (笑
直美さんが奈良に戻ったりで、ここ数年はちょっと縁遠かったんだけど、
去年の春、久々に電話かかってきて、
呑みの誘いかな?
新作の撮影でのトウタリングの依頼かな?
と思いながら話してたらそれがなんと『出演』の依頼…
いや、依頼というかもう決定済みみたいな感じで…
それが『つながりゆくもの』でした。
トウタリングとして14年くらいは現場で生きてきたけど、
初めて出演という体験をさせてもらい、
それはとても『演技』なんて呼べたもんじゃないけれど、
なんだかとても新鮮で、とてもエキサイティングな体験で、
たった一日の撮影なのに、なんだか物凄い濃密で長い時間を過ごしたような、
ちょっと不思議な感覚と、
今まで感じたコトのない達成感みたいなものを得るコトができました。
前フリが長くなってるけど、
この体験が自分にとって凄く重要で…
そして、
その『つながりゆくもの』があったから、
今回の『びおん』の『誠人』って人間が生まれたんだとも思う。
なら国際映画祭自体のことは知っていたし、
夏にはプレイベントに、トウタリングとして参加したり、
今後もいろんな形で参加できたらいいな〜とは思っていた。
そして9月頃だったかな?
「その映画祭で上映する作品の出演者の候補に挙がっている」
とか
「(山崎都世子)監督が、とうたくんがいいと言っている」
と突然聞かされてさぁ驚いた!
さぁ困った!
つづく!(なんとなく勝手に区切ってみた)