映画監督 山崎都世子の日記6:田原の人とのふれあい
今回の撮影現場、田原地区の皆さま。
自然の美しさのみならず、そこで生きる人々の温かさと志しにふれ
この場所で撮影がしたいと思いました。
それには当初の企画設定を変更しなければなりませんでしたが
それでも、田原で映画を撮りたいと感じました。
特に、主人公の誠人が木工職人として暮らす家と
主人公の志保が通う料理教室の佇まいには、一瞬で心を奪われました。
完全に一目惚れです…。
両方とも実際に暮らしている住宅をお借りして撮影しました。
住宅のみならず、木工技術のご指導や美味しいお料理のケイタリング、
そして、重要な役としてもご出演して頂きました。
その他にも沢山の方々に物資を提供して頂き、スタッフの居住空間まで提供して頂きました。
神聖なる神事にも参加させていただいたり、急な変更や追加にも快く対応して下さったり
「何か必要なモノはない?」「困ったことはない?」といつも優しく声を掛けて下さいました。
本当に田原の町の皆さんの温かいご協力やご支援があってこそ、撮影する事が出来ました。
心から感謝しております。
そして、辛く挫けそうな時も皆さん声を揃えて「山崎都世子監督らしい作品を撮ってね」と心の支えになって下さいました。
本当に有難うございます。