Grand Voyage with Africa
グランボヤージュ ウィズ アフリカ
『女性らしさを振る舞うこと』 A PERFORMANCE ON FEMININITY

女性らしさとは、一般的に女性・少女を連想させる一連の特性、行動、役割を意味する。この作品は、カメラの前で異なる国に住む二人の女性が深い会話を交わす。二人は女性であるということの意味、女性であるが故の重荷について意見を一にする。世間一般の女性らしさとは相反する考えを目の当たりにすることになる。

ワールドプレミア
  • 監督:オクレ・ジョソプ
  • 南アフリカ・日本
  • 2022
  • 10分
  • カラー
  • -
  • 英語・日本語
  • -

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予告編
監督
誰もが素の自分でいる自由が与えられる世界に住みたいと思っている。私自身、常に仮面をかぶっているというのはどのような感じかということが分かる。自由を心から求め日々戦っている。この作品で、社会においては常に演じなければならなかった世界中の女性のために戦う。私たちは皆、本当の自分を受け入れてもらうに値する存在なのだ。私たち皆に断言する。「あなたは価値のある存在なのだ」。
オクレ・ジョソプ

南アフリカのポート・エリザベス出身。映画とは、歴史、人々の起源、成功と失敗を代々伝える手段だと思っている。だからこそ、映画を通じて独自性を形作り、世代を経るごとにより良い方向に育てていくことができる。南アフリカの若者の物語に力を注いでいるのは、彼らこそが問題を解決する存在でありながら、その一方で国で最も軽んじられている存在だからだ。闘志を称えつつ闘いの中で耐えてきたダメージを認識するために自分たちの物語を振り返る一つの手段として映画作りの能力を生かしたいと思っている。私は自分が語る物語を生きており、耳を傾けてもらえない南アフリカの若者の声を代弁するのだ。5年の業界歴で、南アフリカ放送協会(SABC)のドキュメンタリーシリーズ(6部構成)をプロデュースした。そのうちの1エピソード「Land and Identity」はエンカウンターズ南アフリカ国際ドキュメンタリー映画祭、ラピッドライオン〉南アフリカ国際映画祭に出品された。

なら国際映画祭サポーターによるおすすめのポイント

ならまちで唯一現役の芸者、菊乃さんにフォーカス。

今も続く伝統や風習と、縛られて生きる世界の女性への深いメッセージが込められています。

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