International Competition
インターナショナルコンペティション
『男 〜A MALE〜』 A MALE

コロンビアの首都、パゴダのシェルターに住むカルロス。家族と過ごすため、クリスマスホリデーにシェルターを出たカルロスだったが、ストリートを牛耳るワルの男たちに襲われる。自分もワルでタフな男だと主張しなくてはいけない環境の中、男であることは彼自身の性アイデンティティを蝕むのだった。

アジアプレミア
  • 監督:ファビアン・フェルナンデス
  • コロンビア、フランス、オランダ、ドイツ
  • 2022
  • 82分
  • カラー
  • -
  • スペイン語
  • 日英字幕

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上映時間・会場

9月20日(火)18:00~
バスターミナル

9月23日(金祝)10:00~
ならまちセンター

※ 空席有りの場合、現地でのチケット購入も可能です

ゲストトーク

9月20日(火)18:00~
上映後~

予告編
監督
この映画は、私の思春期の出来事、個人的な体験にインスパイアされたものです。私はマチズモ(男性優位主義)のある家父長制の社会で、「本物の男」たちと一緒に育ちました。弱さや恐れは、女性的なもの、男らしさの欠如、欠点と見なされていました。ですから、私は自分の感情や感覚を表現することや、性的な欲望を探求することを拒否していました。また、もともと惹かれていた詩や芸術も嫌いになっていきました。感受性全般を軽蔑した。 「男〜A MALE」は、このような葛藤を描いた作品です。 ボゴタの街のような荒れた環境でも、そこから抜け出す方法があることを示したかったのです。変化することは可能であり、押し付けられたアイデンティティから脱却し、それでもなお、生き残ることはできるのです。実際、マチズモに対する反発が、主人公を強く成長させるのです。
ファビアン・フェルナンデス

ファビアン・フェルナンデスはボゴタ生まれ。2015年に自身の会社Níquel Filmsを設立し、最初の短編映画の脚本、監督、製作を担当した。監督としてのキャリアに加え、ボゴタの公立学校で脚本と映画の教師として教育分野で働き、コロンビアの映画制作で助監督を務めた経験もある。現在、新作の長編映画『The Birds』を制作中。

なら国際映画祭サポーターによるおすすめのポイント

「これはドキュメンタリー?」と思わせるようなリアルな描写で見せてくれる。特に主人公のカルロスの演技はもちろん、セリフも自然で、彼の表情からその周りの人物まで、素晴らしい。良い映画を見るとその世界を経験することができる。それがこの作品。決して、このストーリがある世界は良い世界ではない。でもこの映画が見た人に何を与えてくれるのか?溢れるほどそこにはストーリーがある。

審査員

審査員長│映画監督

ブリランテ・メンドーサ

フィリピン人映画監督、プロデューサー。生きる人間国宝と称されている。彼の作品は、世界三大映画祭であるカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭、ベルリン国際映画祭で高く評価され賞を受賞。広告業界を経て、プロダクションデザイナーに転身。これまで日本、エジプト、フランス、マレーシア、シンガポール、ベルギーなどで開催された映画祭において、審査員、審査委員長を務めた。

 

映画監督

安藤桃子

1982 年、東京生まれ。高校時代よりイギリスに留学し、ロンドン大学芸術学部を卒業。その後、ニューヨークで映画作りを学び、助監督を経て2010 年『カケラ』で監督・脚本デビュー。2011 年初の長編小説『0.5 ミリ』を出版、2014 年監督・脚本し映画化。その後、監督・脚本した映画「ウタモノガタリ CINEMA FIGHTERS project『アエイオウ』」は 2018 年に公開。

 

京都精華大学 前学長│全学研究機構長│人間環境デザインプログラム教授

ウスビ・サコ

マリ共和国生まれ。 国費留学生として北京語言大学、南京東南大学で学ぶ。1990年、東京で短期ホームステイを経験しマリに共通するような下町の文化に驚く。91年来日、99年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門は空間人類学。京都精華大学人文学部教員、学部長を経て2018年4月同大学学長に就任(〜3月2022年)を経て現職。暮らしの身近な視点から、多様な価値観を認めあう社会のありかたを提唱している。

 

 

プログラミングアドバイザー

アジア作品担当│HAF インダストリー・サービス ディレクター

ジェイコブ・ウォン

20年以上にわたり、香港国際映画祭に貢献を続けるジェイコブ・ウォン。香港アジア・フィルム・ファイナンシングフォーラム(HAF)においては、キュレータとディレクターの2つの役目を担い監修を務める。現在、フィルム・インダストリー・オフィスのディレクターとしてHAF、HAF goes Cannes、Film Lab、共同映画製作、海外セールスを監修。また、ベルリン国際映画祭の中華圏言語作品の担当を務める。

 

ロカルノ国際映画祭・選考委員, 映画評論家

ダニエラ・ペルシコ

ミラノをベースにするプログラマー、映画評論家。ロカルノ国際映画祭選考メンバーも務める傍ら、ロカルノ国際映画祭、スピンオフコーナーのL’immagine e la parolaのキュレーターでもある。オンライン映画情報サイトFilmideeを創設者であり、若手監督の映画製作の立ち上げにも尽力。2022年からは、ベッラーリア映画祭(イタリア)のアーティスティック・ディレクターを務める。

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