自転車の鍵が壊れてしまい、学校から押して下校する羽目になってしまった高校生。
些細な不幸をきっかけに、人々と出会い言葉を交わしていく。分かりやすい物語で深い内容を伝えたい作者の、小さなロードムービー。

監督：栗原 翔
京都造形芸術大学 / 17分 / カラー

上映情報

日時・会場

19（月） 12：30 / 【B】ならまちセンター・多目的ホール
20（火） 18：50 / 【B】ならまちセンター・多目的ホール

チケット

【前売】1プログラム ￥1,000
【当日】1プログラム ￥1,300

監督プロフィール

栗原 翔

小津安二郎、アッバス・キアロスタミ、ダルデンヌ兄弟など、日常の一コマを切り取った彼らの作品に多分に影響を受け、いかに分かりやすい物語で深い内容を伝えられるかというところに徹底的に力を注いだ作品です。そこに観念や抽象性が付け入る隙はありません。小さな町で暮らす人々の具体的な日常しかないのです。そんな映画の中に「生きる」彼らの営みをご覧ください。