NARA-wave

ぼくと駄菓子のいえBOKU TO DAGASHI NO IE 

【Aプログラム 】ナラプレミア
ぼくと駄菓子のいえ
上映後Q&A

大阪に、母と娘が営む駄菓子屋がある。子供たちの中には、親の離婚やネグレクト、学校でのイジメなどに悩み、居場所を求めてやってくる場合も多くある。これはお店と子供たちとの交流と成長を描くドキュメンタリーである。

監督:田中健太
大阪芸術大学 / 73分 / カラー

上映情報

日時・会場

18(日) 10:30 / 【B】ならまちセンター・多目的ホール
21(水) 16:30 / 【B】ならまちセンター・多目的ホール

チケット
【前売】1プログラム ¥1,000
【当日】1プログラム ¥1,300

監督プロフィール

田中健太

田中健太

僕が大阪芸術大学1回生の時、原一男監督の授業で「魅力的なおばあちゃん」をレポートする課題で悩んでいた時、ふらりと立ち寄った駄菓子屋、それが風和里(ふわり)との出会いでした。明美ちゃんたちの持っている母性的な魅力と悩み苦しみながらも懸命に生きている子供たちの魅力に惹かれて、すぐに撮影を始めました。実は僕は中学時代不登校でした。3年間ほとんど学校には行けず、悶々と過ごしていた時期がありました。だからこそ風和里に通う子供たちがどこか自分と重なって見えたのかもしれません。撮影をしていた3年間、僕は毎日のように風和里に通いました。子供たちと駄菓子を食べ、公園で鬼ごっこをし、また時にはカラオケにも行った。そんな日々は僕にとっての生活の一部だった。そんな明美ちゃんたちと子供たちとの映画が誰かの心に届くことを願っています。

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