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栗の森のものがたり Stories from the Chestnut Woods

ユーゴスラビアとイタリア国境にある深い森の中。お金に執着する大工のマリオは妻が死にかけている現実に気づかない。一方、森の反対側に住む栗売りのマルタは家を去った夫に思いを馳せる。そんな2人が栗の森の中で出会う。2人の過去が、夢が、時系列ではなく、循環的に語られていく。

ジャパンプレミア

上映日時・会場

上映後ゲストトーク

オンライン上映

監督:グレゴル・ボジッチ

  • スロベニア
  • 2018年
  • 82分
  • カラー
  • DCP
  • イタリア語、スロベニア語
  • 日英字幕

Writer: Gregor Božič, Marina GUMZI | Main Casts: Massimo De Francovich, Ivana Roščić, Giusi Merli, Tomi Janežič, Anita Kravos, Nataša Keser, Janja Majzelj, Matija Solce, Marko Brecelj | Producer(s): Marina GUMZI | Cinematographer: Ferran Paredes Rubio | Sound: Jan Vysocky, Julij Zornik | Editor: Gregor Božič, Benjamin Mirguet, Giuseppe Leonetti

ワールドプレミア情報 : トロント国際映画祭2019

Gregor Božič

1984年、イタリア国境にあるスロベニアのノヴァ・ゴリツァで生まれる。幼少期から写真に興味をもち、スロベニア、イタリアで映画を学び、ドイツで演出を学ぶ。『Playing Men』(2017)、『Oroslan』(2019)などマティアジュ・イヴァニシンとともに監督を務める。また、地中海の果実学における熱心な研究者でもある。

Director’s Statement

物語の起源はイタリアとスロベニアの国境の地、ヴァッリ・デル・ナティゾーネにあります。何世紀も政治的不安定な時期があり、移住の盛んな地域です。この地の個性を、映画を通して伝えようと思いました。また、忘れられた土地の遠い記憶を呼び起こす寓話のような物語を描きたかったのです。

Director

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