ハミッド・アフマディ

テヘラン生まれの監督、撮影監督。Beh Andish シネマ大学においてイラン映画の重鎮ボゾーグマー・ラフィア（Bozorgmehr Rafia）の教えをうけながら、映画製作の学位を受ける。
その後撮影監督として、ドキュメンタリー、ショートフィルム、CM,　ミュージックビデオを製作。イランの著名な撮影監督マフムド・カラリのワークショップに参加した後、彼のアシスタントとしていくつかのプロジェクトに参加。テヘランにてイランを代表する映画界の巨匠アッバス・キアロミタスのワークショップにも参加し映画を学ぶ。2010年に初の長編作の撮影監督を務めた「Soog」（哀悼）は世界各国の名だたる映画祭から高い評価を受ける。2011年にはロンドンに移り、ロンドン・フィルム・スクールで映画製作を学び、その間彼は脚本家、監督として4本の映画を製作。そのうちの2本はスクールのスぺシャル上映に選ばれる。彼の短編フィクションフィルム「Interior」はナショナルギャラリー・ロンドンとロンドン・フィルム・スクールとの合作である。「Image of Our Intent」は亡命したイラン人政治家の娘を紹介する30分間のドキュメンタリー。2015の第65回ベルリン映画祭のBerlinale Talent Campus（世界各国の若手アーティストを集めた映画祭主催のワークショップ、講義）に、競争率の高い中選ばれた25名の参加者の中の1人である。彼の卒業制作「In the Hill」(2016) は2016年カンヌの、シネフォンダシオン部門で二番目のDeuxième 賞を獲得。