映画祭について

第4回 なら国際映画祭2016 NARA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL 9月17日(土)・18(日)・19(敬老の日)・20(火)・21(水)・22(秋分の日)

映画なら、世界がつながる。

一三〇〇年前から、この地で異国の人々が出逢い、それを歓び、文化が生まれました。

その歴史を継承し、そこに「映画」という「もうひとつの人生」が加わり、未来へとつなぐ。
そんな想いを込めて、なら国際映画祭は今年で四回目を迎えます。
映画祭に関わってくださるすべての皆さまに感謝を込めて、ここに特別な時間をお届けいたします。

この六日間で起こる奇跡にお立ち寄りください。

なら国際映画祭について

奈良の平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎え始まった「なら国際映画祭」。2年に1回開催される映画祭の企画運営の他、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画製作や、こども・海外学生とのワークショップなど、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施しています。次回の「なら国際映画祭は」2016年9月に開催します。

ごあいさつ

なら国際映画祭2016実行委員長 中野 聖子

2010年から二年に一度の開催を重ねて、4回目。
なら国際映画祭2016が多くのご支援を頂いていよいよ開幕いたします。
こうして皆様にご挨拶できることがあまりにも晴れ晴れしくて嬉しくてたまりません。

第4回目の開催にあたっては、思いがけず多くの試練が待ち受けておりました。
この先に進むのは無理なんじゃないかな、ということばかりが起こりました。
でも、向かい風ばかり吹いてくるさなかに、私たちが見たのは、なら国際映画祭が大好きだ、なら国際映画祭が必要だと、声を上げ、手を差し伸べてくださる大勢の方々の姿でした。
たくさんのお叱りも受けました。たくさんの激励を頂きました。
実行委員会一同の胸に、どんどん勇気が湧いてきました。
私たちはここであきらめてはいけないと強く思いました。
至らなかったことは改善しようと決めて行動しました。
開催に至るでこぼことした道のりは、すべてが感動の日々でした

ここになら国際映画祭2016の開催を高らかに宣言できるのは、声を上げ、手を差し伸べてくださった皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。
深く感謝申し上げます。

平城京の昔、海を越えて多くの人々が交流したというこの奈良で、今、映画を通じて多くの人々が出逢います。
そして、ここからまた新しい才能が花開いていくことを祈っています。

さあ、皆さま、感動に満ち溢れた6日間の始まりです。
なら国際映画祭2016へようこそ!

なら国際映画祭2016実行委員長 中野 聖子

これまでの歩み

2008年
  • 2008年「タム君、奈良に来たる!」タイと日本の映像文化交流イベント
  • なら国際映画祭シンポジウム ゲスト:辰野勇、Alex Kerr
2009年
  • 「'祈りの時代'を考える」声明&映像ライブ+プレミアトークショー+映画上映会
  • 「美」プレミアトークショー+野外映画上映会
  • 「こどものまなざし」こども映画+こども向けイベント
  • 『沙羅双樹』バサラ祭り特別演舞+野外映画上映会
  • NARAtive2010『びおん』『光男の栗』撮影
2010年
  • 第一回なら国際映画祭 開催
2011年
  • 3月NARAtive2010『びおん』『光男の栗』上映 桃井かおり×河瀬直美トークショー
  • 4月 NARAtive2012 『祈』撮影
  • 5月 『3.11 A Sense of Home Films』の企画発表をカンヌ国際映画祭にて発表
  • 9月 『3.11 A Sense of Home Films』奉納上映 吉野金峰山寺
  • 9月 PRE FIESTA 2011 開催
2012年
  • 6月 大阪・名古屋・東京にて奈良県南部大水害復興支援イベント「南からの風」開催
  • 4月〜7月 葛城市立白鳳中学校 2年生(156名)×なら国際映画祭ワークショップ開催
  • 8月 NARAtive 2012『祈』ロカルノ国際映画祭 新鋭部門 最優秀グランプリ受賞
  • 8月 東大寺学園×なら国際映画祭 映像ワークショップ開催
  • 8月 なら国際映画祭プレイベント『萌の朱雀』上映 尾野真千子×河瀬直美トークショー
  • 9月 なら国際映画祭2012 開催
  • 11月 NARAtive 2012 『祈』メキシコ Festival Internacional de Cine de Morelia ドキュメンタリー部門 Best Mexican Documentary賞(最優秀賞)受賞
2013年
  • 1月 高校一年生が監督デビュー『瘡蓋譚(かさぶたたん)』撮影を全面バックアップ
  • 4月 ならシネマテーク毎月開催開始 井筒和幸監督、是枝裕和監督ご来場
  • 8月 NARAtive『FANTASIA(仮)』撮影
  • 12月 ジュネーヴ芸術デザイン大学 (HEAD)×なら国際映画祭映像 長期(3週間)ワークショップ「Grand Voyage」開催
2014年
  • ならシネマテーク (2013年より継続 毎月開催)
  • 2月『瘡蓋譚』ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014フォアキャスト部門ノミネート
  • 9月 なら国際映画祭2014開催
2015年
  • 6月 NARAtive2014『ひと夏のファンタジア』韓国劇場公開
  • 9月 プレイベント『星空上映会』開催
  • 12月 同志社国際学院初等部と映像制作ワークショップ連携

ロゴストーリー

「なら国際映画祭」のロゴは、"天平の甍(いらか)"に由来します。
1300年前、奈良に平城京が築かれましたが、その遺跡から八重桜をあしらった「軒先瓦(のきさきがわら)」が発掘されています。軒先瓦は、屋根瓦を支えるものですが、寺社や貴族たちの邸宅のシンボルマークとなっていました

平城遷都1300年記念の年(2010年)に開催された「なら国際映画祭」にふさわしいロゴとしてこのモチーフが採用されました。外輪にあしらわれた24の点は、映像の基本となるフィルムの24コマ/秒を意味します。そして、桜の5枚の花弁は5大陸を意味し、中心部の7つの点(雄しべ)は世界をひとつにする7つの海を表現しています

第4回 なら国際映画祭2016ロゴ

運営団体

組織名称
特定非営利活動法人 なら国際映画祭実行委員会
事務局
〒630-82 36 奈良県 奈良市 下三条町36 竹田ビル3F

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