なら国際映画祭

  • JapaneseJP
  • EnglishEN

映画祭と古都・奈良を盛り上げるビジュアル登場


「なら国際映画祭」は、奈良の平城遷都1300年目となる2010年に始まり、
2年に1回開催される映画祭です。

今年で8回目の開催となる「なら国際映画祭2024」は、
9月20日(金)から9月23日(月)までの4日間、開催します。

また、2024年のテーマはDialogue with」と掲げました。
映画に出会い、映画に触れ、映画と繋がり、対話する場をお届けしてまいります。

ポスタービジュアルは、
2つの対になるオブジェクトが重なり合うことで、新たなパターンが生まれる
本年のテーマ「Dialogue with」を表現したビジュアルとなっています

デザインは、
クリエイティブコレクティブ「ライゾマティクス」に所属する
アートディレクター・
木村浩康氏が手掛けました。
◆木村浩康氏からのコメント
対話とは異なる意見を持つもの同士がお互いの理解を深めるために行うコミュニケーションです。テーマ「Dialogue with_」から、その様子をビジュアル・アイデンティティとして表現しました。2つの対になるオブジェクトは異なる”パターン=立場・意見”を持ち、2つが重なり合うことで新たな”パターン=発見”が生まれます。しかし、これはとある対話の一部を可視化したもので、無数にある可能性の一つに過ぎません。意見の違いなどから、答えがでない対話もあります。形状やパターン、対になるオブジェクトの距離を変えることにより、様々な対話のかたちを表すデザインシステムです。

映画祭と古都・奈良を盛り上げるにふさわしいビジュアルと共に
なら国際映画祭はまもなく開幕を迎えます。

上映プログラムは、
◉インターナショナルコンペティションをはじめ、

◉NARA-wave学生部門コンペティションを軸に、
◉「ユース映画制作ワークショップ」作品、
また、なら国際映画祭オフィシャルパートナーである
◉ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門推薦作品、
◉ショートショートフィルムフェスティバル & アジア
推薦短編作品など魅力的な映画が集結します。

ぜひ、秋の奈良時間は、なら国際映画祭をお楽しみください。

なら国際映画祭エグゼクティブディレクター
<河瀨直美監督からのコメント>
かねてからの夢は多くの世界遺産を有する故郷奈良に世界中の人々が集い、交流する国際映画祭の実現でした。「なら国際映画祭」で世界中の多くの人々が、
奈良で出会い、奈良のすばらしさを知ってほしいと願ったからです。映画祭の体験、映画祭での出会いが特に若い世代に希望やチャンスをもたらす未来をカタチづくると信じています。
この度、第8回目のなら国際映画祭は開幕を迎えます!
2年に一度の開催なので2010年に始まった本祭からは14年が経過したことになります。がむしゃらに奈良に良質な国際映画祭を創りたいと駆け抜けた14年。様々な壁を乗り越えて共に集える仲間が秋の奈良で再び逢えることを楽しみにしています。