ドキュメンタリー映画『 神々の社、祈りの美』(原題:THE GATES OF SHINTO、66分)は、ジャン=クロード・ルブチャンスキー、ガブリエル・ルブチャンスキー、マイケル・ ルブチャンスキーの親子三人の共同監督作品。ジョン・ペッパーのプロデュースのもと、 非営利組織マルベリーツリーフイルムズからの資金提供により制作されました。 現代では、海外からの観光客が日本の様々な神社を訪れるようになりました。しかしながら、人と自然を深く結びつけている神道については、西洋に人々にはあまり知られていません。神道の世界では、目には見えない神々が、木々や水、動植物といった自然のあらゆるものの中に存在しています。神道は、教祖も教義も聖典もなく、伝統を脈々と受け継ぎながら、生命を生み出す森羅万象の力を私たちに教えてくれていると思います。天照の神様の神話や、自然や祖先を敬う気持ち、武術や芸能の奉納、神聖な儀式といった神道の伝統に、海外の人々は心惹かれることでしょう。そのような素晴らしい神道の心を、世界に紹介したいというルブチャンスキー監督の思いから、この映画は制作されました。