Youth Filmmaking Workshop ユース映画制作ワークショップ
Section
10代のまなざしと情熱から生まれた2作品を上映 We will be screening two films created from the perspective and passion of junior high school and high school students.
一線で活躍する映画監督を講師に招き、中高生が主体となって構想・撮影・編集・上映までを行う映画制作ワークショップを実施。彼らのまざなしから生まれた映画作品を上映します。奈良から世界につながる人財を育成する取り組みです。
※このプログラムは2本立ての上映になります。
線香花火が落ちるまで Until the last Spark
想いを伝えられないまま大好きな友達を亡くしてしまった少女。お盆と新月が重なった晴れの夜、少女はひとつの想いを胸に線香花火に火をつける。大切な人に会えるほんの40秒間、彼女は何を残したかったのか…。
- Member
- Keiko, Sawa, Mia, Miyu, Mona, Riko
- 日本
- 2020年
- 10分
- カラー
- 日本語
ささやかな、 Just a little,
生きづらさを感じる少女がある日見つけたのは、小瓶に入った1枚の地図。その地図が示す場所には…。日常に溢れる小さな幸せと他人の優しさが、誰かをちょっぴり前向きにさせてくれるお話。
- Member
- Kisa, Saki, Hinata, Mitsuki, Yuka
- 日本
- 2020年
- 14分
- カラー
- 日本語
State of the workshop ワークショップの様子
ユース映画制作ワークショップは、8月16日から23日で実施しました。参加したのは中学1年生から高校3年生までの11人。2チームに分かれ、講師の中川龍太郎監督やNIFFエグゼクティブディレクターの河瀨直美らがそばで見守る中、フィールドワーク、ディスカッション、企画、ロケハン、撮影、編集と、ユースたちは自分たちで考え、取り組み、答えを見つけて行きました。最終日の23日、春日大社の大宿所をお借りして行われた星空上映会には多くの人が駆けつけ、できたての作品をお披露目。ユースたちの成長は著しく、また、関わる大人たちもそれぞれが多くの学びを得るワークショップとなりました。
Instructor 講師
映画監督・脚本家 中川龍太郎 Ryutaro Nakagawa
『四月の永い夢』が「モスクワ国際映画祭」で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰を受賞。最新作『静かな雨』が「釡山国際映画祭」にてキム・ジソク賞にノミネートされ「東京フィルメックス」にて観客賞を受賞。詩人としても活動し「詩とファンタジー」年間優秀賞を最年少で受賞。