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なら国際映画祭2020のテーマは「宝探し = トレジャーハント」

今年のなら国際映画祭テーマは「宝探し=Treasure Hunt」に決定しました。合わせてメインビジュアルを発表しました。現在県内各所に設置中。見つけた方は、ぜひ鏡面部分を覗いてみてください!

 

<デザインコンセプト>

「トレジャーハント」というテーマをいただいた時、映画祭は自分の中に眠っている宝物を探す、ヒントを得る体験になるのではと考えました。

 

何か特定の宝物のイメージを作るのではなく、ポスターを見る人自身や奈良の風景がポスターに映り込み、それ自身がポスターのビジュアルになることで、より本質的な宝物のイメージを表現できるのではと考えています。

 

奈良は長い歴史があり神社仏閣も多く、ここでは、目には見えないけれど、何かを感じる神秘的な空気、神様のような存在を感じられる場です。

 

この点からも神社の御神体である鏡をモチーフとして発想いたしました。 また人材を発掘する(若手作家の育成というNIFFのメインテーマ)という意味で、ポスターを見ているあなたが次世代の映画界の宝物になりえるのです、というメッセージも込めています。 そして神社仏閣の朱色を、奈良で行われる国際映画祭に相応しい“色”として選びました。

 

デザイナー・長岡綾子(長岡デザイン)

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