春日大社 奉納上映

今年20年に一度の式年造替を迎える世界遺産、春日大社にて映画を奉納します。1300年の歴史を刻むこの神社の境内で、映画を通して人と自然、地域のつながりを感じてみませんか?上映後、本殿での参拝と釣燈籠へ浄火を献灯いただきます。

上映日
20(火)
会場
【I】春日大社 感謝・共生の館
チケット
【当日券のみ】¥2,000
入場料の一部を春日大社式年造替の桧皮代として奉納させていただきます。

20年に1度、今この時かぎり

春日大社(写真:桑原英文)

春日大社 第六十次式年造替 奉祝行事「お砂持ち/国宝 御本殿特別拝観」

10月6日(木)- 23日(日)除外日:9日、11日、21日の午前中

御本殿の修理が完了し神様がお還りになるまでのこの間、本殿前に敷き詰めるお砂をお運びいただく、江戸時代以来の行事です。
内院へお入りいただき、新しくなった国宝御本殿を間近に拝観いただけるのは20年に一度のこの機会のみとなります。

拝観時間 9時 - 16時30分
受付時間 御本殿回廊内西側(※予約不要、当日受付)
参加費 2,000円(記念品付)

アレクセイと泉ALEXEI AND THE SPRING

アレクセイと泉
参拝献灯、監督来場(舞台挨拶)

映画の舞台となる泉は、チェルノブイリ原発の爆発事故で被災した、ベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェにある。この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも放射能が検出されるが、不思議なことに、この泉からは検出されない。「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。
水の惑星、地球の強い意志のようにこんこんと湧く泉は、私たちに"本当の豊かさとは何か"を静謐に語りかける。

監督:本橋成一
撮影:一之瀬正史 / 編集:村本 勝 / 音楽:坂本龍一
日本 / 2002 / 104分 / カラー

監督プロフィール

本橋成一

本橋成一

1968年写真集『炭鉱〈ヤマ〉』で太陽賞受賞。以後サーカス、上野駅、築地、大衆芸能など、市井の人々を写真に撮り続ける。98年チェルノブイリ原発とその被災地ベラルーシの暮らしを撮った映画『ナージャの村』を初監督。以後映画の監督、プロデュースも手がける。