News & Topics【2014年度国際交流基金地球市民賞】受賞

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特定非営利活動法人なら国際映画祭実行委員会は、この度『2014年度国際交流基金地球市民賞』を受賞致しました。

昨晩3月4日、東京・国際交流基金 JFICホールにて授賞式が開催されました。
このような栄えある賞を賜りましたのも、今迄賜りました多くのご縁のおかげと一同心より感謝しております。
まだ歩み始めたばかりの未熟な国際映画祭ですが、この度の受賞は我々の可能性を評価して下さったものと理解し、当初掲げた理想を忘れることなく、精進努力を重ねて参りますのでこれからもよろしくお願い申し上げます。

以下は、昨晩の授賞式でのスピーチです。
みなさまへの感謝とともに。。。

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今回思いがけずこんな素晴らしい賞を賜り、ありがとうございます。100団体もある中からのたった三つの中に選んでいただき、本当にありがたく存じます。ご推薦下さった皆様、選出下さった審査員の皆様に厚く御礼申し上げます。そして、これまで私達の活動を支えて下さった多くの方々と、この受賞の喜びを分かち合いたいと思います。

私が奈良で映画をつくりはじめて、その作品を国際映画祭という場で上映していただく機会が海外で増えたとき、自分のふるさとで映画祭が開催できないかとおもいました。
外にでて海外にいかなくても私たちの国、自分たちの町で交流ができれば、自分たちの地域の宝物も伝えることができる、と思ったのがきっかけです。

日本には、世界の課題解決の手がかりになるような精神文化があります。自然への畏敬の心、多様な命の尊重などを基調とした、世界の幸せに役立てることができるような精神文化です。この独特の精神風土の原点は我が国のまほろば大和奈良で生まれたのだと学びました。そして、時の政治との絶妙な距離感を保った結果、途切れることなく紡がれ続けた人々の暮らしの中に遠い時代の人々の心が残っています。これが、ふるさと奈良の先人から受け継いだ宝物です。

奈良で国際映画祭をするのであれば、世界の未来に役立つものにしようと考えました。
この地球の次代を担う若い人々の活躍の場にしたい、と思いました。そこで、コンペティション部門には長編二作目までの新人監督作品の中から作品を選ぶことにし、将来有望なグランプリ監督には我が国特有の精神文化に寄り添いながら、地域の人々とともに映画製作を担っていただくプロジェクトを立ち上げました。NARAtiveプロジェクトです。これまで4作品を製作してきましたが、いずれの現場でも新しい出逢いと気づきがたくさんあり、製作の課程そのものが諸外国との国際交流の場となりました。ここで生まれた作品を通じて、人類の普遍的な幸せに役立つ新たな価値観を世界へ提出しようとしています。今年はキューバ人監督と共に奈良県で撮影を行う予定です。日本とキューバの架け橋の一つになれることを楽しみにしています。

他にも学生映画の祭典や小学生をはじめとする学生たちとの映像ワークショップを通じて、映画制作の担い手の育成、そして我が国の精神文化を活かした文化創造に取り組んでいます。しかし、世界に誇れる文化を保持していても、それを伝えるために必要な言葉のの壁は日本人の前に大きく高くそびえたっています。ましてや表現の世界では海外の人々に見ていただける状態にするまでのコストや人脈の確保は必須です。そこで私たちの支援として、ここで上映されたすべての学生作品への英語字幕制作を実施し、日本人学生監督が海外の扉を開く大きなステップとなることに注力しています。

本受賞はこれから先の私たちの活動も含めての評価だと認識しています。これからも、この賞に恥じないよう、一歩一歩、変わらず丁寧に活動を続けていきたいと思います。

この度は、栄えある地球市民賞を授与いただき誠にありがとうございました。

なら国際映画祭理事長 河瀬直美

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【2014年度国際交流基金地球市民賞・受賞団体】
特定非営利活動法人 アメラジアンスクール・イン・オキナワ(宜野湾市)
特定非営利活動法人 プラス・アーツ(神戸市)
特定非営利活動法人 なら国際映画祭実行委員会(奈良市)

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