クリスティアン・ムンジウ
インターナショナルコンペティション部門
審査員長の発表
2018.6.5 19:00
1968年ルーマニア、ラシ生まれの映画監督。
彼の長編デビュー作品「Occident」は、2002年のカンヌ・監督週間にてプレミア上映され、ルーマニアで成功を収める。
長編2作目「4カ月、3週間と2日」(原題:4 Months, 3 Weeks and 2 Days )は、2007年カンヌ映画祭コンペティションにて、
最高賞のパルム・ドールを受賞。この作品は批評家から高い評価を受け、ヨーロッピアン・フィルム・アカデミーでの最優秀作品賞、
最優秀監督賞を含む、その他多数の国際的映画賞を獲得。
オムニバス作品「Tales from the Golden Age」の脚本、プロデューサー、コー・ダイレクターとして、
ムンジウは2009年カンヌ映画祭に再度参加。
さらに2012年のカンヌ映画祭では、
脚本と監督を手がけた「汚れなき祈り」(原題:Beyond the Hill )が脚本賞と女優賞のダブル受賞を果たす。
2013年のカンヌ映画祭ではスティーブン・スピルバーグが率いる審査員メンバーを務める。
彼の5作目である「エリザのために」(原題:Bacalaureat )は2016年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞。