映画祭について

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キービジュアル
RE:CREATION

古都からコトを

過去も未来も現在も。
日本の記憶装置としてながらえてきた奈良という土地を想う。
それは現在もなお継続している。

その地で今年、Re:Creationをテーマに掲げ、
今まで以上に人と人を結ぶクリエイティブな場所となるべく、
第5回「なら国際映画祭」を開催いたします。
世界各国から人や映画が集まる。

1300年の古都から、コトが起こる奇跡を一緒に体験しませんか。

なら国際映画祭とは?

奈良の平城遷都1300年目となる2010年、
映画作家の河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎え始まった「なら国際映画祭」。
2年に1回開催される映画祭の企画運営の他、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画制作や、
こども・海外学生とのワークショップ、奈良市内を移動する映画館「ならシネマテーク」など、
映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施しています。

ごあいさつ

エグゼクティブディレクター
河瀨 直美

河瀨 直美
photographed by LESLIE KEE

なら国際映画祭は2010年に第一回目を開催し、多くの方々に映画を通して人と人のつながりを伝えることができ、このたび第5回目を開催する運びとなりました。プレイベントを2008年に開催してから実に10年の月日が流れました。

2年に一度の開催は、「見ること」「創ること」を念頭にいれたナラティブプロジェクトのはじまり。そして、そこから守ってきたわたしたちの大切なテーマです。映画は見せるだけでなく、創るものでもある。また、それを観る人々がいてこそ、大きな円(縁)がつながるものだと思っています。

そういった意味で、今年のコンセプトは
RE:CREATION
「観ること」「つくること」「みせること」とし、
次世代の子供たちが自分のまなざしでこの世界を希望に満ちて見つめ続けられる新プログラムも誕生させました。

世界三大映画祭のカンヌとパートナーシップを結べた第4回目開催に続き、第5回目の今年は、ベルリンとパートナーシップを結ぶこととなりました。今後とも、「奈良」へ「世界」の人々が集う祭典、また、「奈良」が「世界」に紹介される祭典。そしてここに暮らす人々がこの地域を誇りに想い、住み続けられる豊かな町の祭典であり続けたいと思います!

次の10年、100年、1000年の先へ
夢をカタチに!

河瀨直美

理事長 中野 聖子

中野聖子

おかげさまで5回目のなら国際映画祭を開催させていただくこととなりました。
と同時に、当法人が歩み始めて十年の節目でもあります。

十年の歳月の中で、
なら国際映画祭は数多くのご支援を得て成長し続けることができました。
これまでいったい何か国の何人の人々がなら国際映画祭という場に集い、
ここから未来へ旅立って行ったことでしょう。

振り返ればこの場で起きた出来事の数々が煌きます。
第1回目を開催した2010年には興福寺中金堂の立柱式が執り行われておりました。

今年、その中金堂は落慶法要を予定されています。
悠久の歴史においては、なら国際映画祭の十年は小さく微かな点のような歩みですが、
奥深い奈良という地の懐に新たな文化の光を奉るべく、新たな企画を盛り込んで開催致します。

今年はどんな出会いが待ち受けているでしょうか、貴方の目で確かめてみてください。
なら国際映画祭2018へようこそ!

特定非営利活動法人なら国際映画祭実行委員会
理事長 中野 聖子

ロゴストーリー

ロゴ画像

「なら国際映画祭」のロゴは、
”天平の甍(いらか)”に由来します。

1300年前、奈良に平城京が築かれましたが、
その遺跡から八重桜をあしらった「軒先瓦(のきさきがわら)」が発掘されています。

軒先瓦は、屋根瓦を支えるものですが、寺社や貴族たちの邸宅のシンボルマークとなっていました

平城遷都1300年記念の年(2010年)に開催された
「なら国際映画祭」にふさわしいロゴとしてこのモチーフが採用されました。
外輪にあしらわれた24の点は、映像の基本となるフィルムの24コマ/秒を意味します

そして、桜の5枚の花弁は5大陸を意味し、
中心部の7つの点(雄しべ)は世界をひとつにする7つの海を表現しています。

これまでの歩み

2008

なら国際映画祭シンポジウム 開催

2008年「タム君、奈良に来たる!」
タイと日本の映像文化交流イベント
なら国際映画祭シンポジウム ゲスト:辰野勇、Alex Kerr

2009

NARAtive2010 撮影

「’祈りの時代’を考える」
声明&映像ライブ+プレミアトークショー+映画上映会
「美」プレミアトークショー+野外映画上映会
「こどものまなざし」こども映画+こども向けイベント
『沙羅双樹』バサラ祭り特別演舞+野外映画上映会
NARAtive2010『びおん』『光男の栗』撮影

2010

第一回なら国際映画祭 開催

2011

NARAtive2012 撮影

3月 NARAtive2010『びおん』『光男の栗』上映
桃井かおり×河瀬直美トークショー
4月 NARAtive2012 『祈-Inori』撮影
5月 『3.11 A Sense of Home Films』
企画発表をカンヌ国際映画祭にて発表
9月 『3.11 A Sense of Home Films』奉納上映 吉野金峰山寺
9月 PRE FIESTA 2011 開催

2012

なら国際映画祭2012 開催

6月 大阪・名古屋・東京にて奈良県南部大水害復興支援イベント
「南からの風」開催
4月〜7月 葛城市立白鳳中学校2年生(156名)
×なら国際映画祭ワークショップ開催
8月 NARAtive 2012『祈-Inori』ロカルノ国際映画祭 新鋭部門
最優秀グランプリ受賞
8月 東大寺学園×なら国際映画祭 映像ワークショップ開催
8月 なら国際映画祭プレイベント『萌の朱雀』上映
尾野真千子×河瀬直美トークショー
9月 なら国際映画祭2012 開催
11月 NARAtive 2012『祈-Inori』
メキシコ Festival Internacional de Cine de Morelia
ドキュメンタリー部門
Best Mexican Documentary賞(最優秀賞)受賞

2013

NARAtive2014 撮影

1月 高校一年生が監督デビュー
『瘡蓋譚(かさぶたたん)』撮影を全面バックアップ
4月 ならシネマテーク毎月開催開始
井筒和幸監督、是枝裕和監督ご来場
8月 NARAtive『FANTASIA(仮)』撮影
12月 ジュネーヴ芸術デザイン大学 (HEAD)
×なら国際映画祭映像 長期(3週間)ワークショップ
「Grand Voyage」開催

2014

なら国際映画祭2014 開催

ならシネマテーク (2013年より継続 毎月開催)
2月『瘡蓋譚』
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014
フォアキャスト部門ノミネート
9月 なら国際映画祭2014開催

2015

NARAtive2016 撮影

ならシネマテーク (2013年より継続 毎月開催)
4月 NARAtive2016『東の狼』撮影
6月 NARAtive2014『ひと夏のファンタジア』韓国劇場公開
9月 プレイベント「星空上映会」開催
12月 同志社国際学院初等部と映像制作ワークショップ連携

2016

なら国際映画祭2016 開催

ならシネマテーク (2013年より継続 毎月開催)
9月 なら国際映画祭2016開催

2017

NARAtive2018 撮影

ならシネマテーク (2013年より継続 毎月開催)
6月NARAtive 2018 キックオフイベント「自転車発電上映会」開催
9月NARAtiveキックオフイベント第2弾
『SING/シング』無料上映会開催
9月プレイベント~映画って楽しい!~開催
10月NARAtive2018撮影
10月東京国際映画祭
NARAtive2016『東の狼』上映&特別パネル展開催
12月ハバナ映画祭 NARAtive2016『東の狼』上映

2018

なら国際映画祭2018 開催

ならシネマテーク (2013年より継続 毎月開催)
2月NARAtive2016『東の狼』
全国11館の劇場で公開開始(全国順次上映中)

運営団体

組織名称

特定非営利活動法人 なら国際映画祭実行委員会

事務局お引越しのお知らせ

旧住所(6月31日まで)
〒630-8236 奈良県 奈良市 下三条町36 竹田ビル3F

新住所(7月1日より)
〒630-8236 奈良県 奈良市 西城戸町23-4

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